メガネの取り扱い方
フィッティングの重要性
メガネ店では通常、メガネフレームを一人ひとりの顔に合わせるフィッティング(調整)を行います。 鼻当て全体がフィットするように、耳のカーブに合わせてテンプルを曲げます。 両耳と鼻の3点で加重バランスを取れていることが重要です。
3点のバランスに違和感がある場合は、メガネ店でフィッティングをお願いしてみてはいかがでしょうか。
掛 け 外 し に つ い て
掛ける時
テンプル(つる)をきちんと開いて、顔に添わせながら両手で正面より、ゆっくり掛けてください。この時、テンプルの先で目や顔を突かないよう、ご注意ください。
※片手でテンプルを持って掛けると、破損、変形、ゆるみなどの原因になります。
美しいメガネの掛け方チェック 側面から見られた時にテンプルがしっかり耳に掛かっていますか?
外す時 テンプル(つる)を持って、顔に添わせながら、両手で正面よりゆっくり外してください。この時、テンプルの先で目や顔を突かないよう、ご注意ください。
片手での掛け外しやテンプル(つる)を強く広げますと、レンズに強い変形歪を起こし、コートにヒビ割れが発生することがあります。また、レンズあるいはフレームの破損、変形、ゆるみ等の原因となりますのでご注意ください。
特に縁なしフレーム(ツーポイントフレーム)は丁寧にお取り扱いください。
置く時 レンズの凸面を上向きにして、置いてください。
下向きに置くと、レンズにキズが入る原因となります。

 お 手 入 れ に つ い て
拭く時

レンズの表面は非常にキズ付きやすいので、拭く方のレンズの外側を持って、レンズ専用メガネ拭きで、サンドイッチをつまむ位の力でそっと拭いてください。拭く方の反対側を持ったり、力を入れすぎると、フレームやレンズが破損することがあります。

  
特に、縁なしフレーム(ツーポイントフレーム)は丁寧にお取り扱いください。
レンズの外周がむき出しの縁なしフレームは、レンズに穴をあけているため、縁のあるフレームと比較して、レンズが割れる可能性が高くなります。丁寧にお取り扱いください。
レンズにゴミやホコリ等が付着している時
レンズに砂やホコリが付いている場合があります。砂やホコリが付いたまま拭くと、レンズにキズを付けることがあります。まず水洗いをして、ティッシュペーパーで水気を取ってから、レンズ専用メガネ拭きで拭いてください。また、メガネ拭きは定期的に洗ってお使いください。最近は、超極細繊維で作られたメガネ専用のメガネ拭きが、数社から発売されています。
 
汚れがひどい時
中性洗剤を薄めた液で洗ってください。そのあと水洗いし、前項と同様に拭いてください。アルカリ系、酸性の洗剤は使用しないでください。コートがはがれる原因となります。
超音波洗浄器ご使用の時
1分以内を目安に、メガネを水中で揺らしながら、洗ってください。
偏光レンズやべっ甲枠などは、水や超音波洗浄器には漬けないでください。濡れた時もすぐに拭き取ってください。水分の影響により変質し、使えなくなる場合があります。
キズやクラックが入ったレンズを超音波洗浄すると膜ハガレに進行する場合があります。
メガネが濡れた時
ぐにメガネ拭きで拭いてください。そのまま放置されますと、レンズに水跡がシミのようになって、取れなくなります。また、フレームは金属部のサビや、樹脂の変色・変質の原因となります。
汚れが拭き取りやすい「VPコート」や「SFTコート」、「VGコート」付きの レンズのお手入れ
市販のクリーナーや洗剤等のご使用の際は、クリーナー等の成分がレンズ面に残らないようお拭き取りください。クリーナー等の成分が残りますと、VPコートやSFTコート、VGコートのレンズ表面のすべり感が低下することがあります。そのような場合はクリーナー等の成分をよく洗い落とすことにより、元のすべり感が戻ります。
アレルギー体質の方へ
鼻や耳など、フレームが肌に触れる箇所に、かゆみ、かぶれ、湿疹など異常がある時、又は異常が生じた時には、すぐに使用をやめ、皮膚科の医師の診察を受けてください。治療とともに、体質に合った部品又はフレームと交換することが必要です。
変形・改造はしないでください
故意に変形・改造したり、キズを付けないでください。素材が劣化し、破損する原因になります。
小口 モダン(先セル) ワタリ ヨロイ(智) ブリッジ(山) シェイプ(玉型) パッド(鼻当て) リム ヒンジ(丁番) テンプル(つる)
保 管 方  法 に つ い て
就寝の時
就寝の際にはメガネを外してください。メガネを掛けたまま就寝すると、フレームやレンズの破損、型くずれの原因となります。
持ち運びする時、保管する時
持ち運びする際や使用しない場合は、手入れをしたうえで、レンズを保護するように布でくるむなどして、メガネケースに入れてください。また、保管の際は、防虫剤、洗剤、化粧品、整髪料、薬品等の入った場所に保管しないでください。レンズ、フレームの変質、変色、劣化の原因となります。
メガネケースについて
メガネケースは、幅、高さ、奥行きに余裕のあるやや大きめのケースを使用してください。小さいケースにメガネをしまうと、レンズやフレームが破損することがあります。また、やわらかい素材のケースに入れてメガネを携帯すると、フレームが変形することがあるのでお気を付けください。
定期点検のおすすめ
レンズコートは非常に薄い膜です。例えキズ付きにくいコートが施されている場合でも、取り扱い方によっては、購入直後でもキズやヒビ割れが発生することがあります。フレーム、レンズともに経年変化によって素材が劣化したり、度数が合わなくなる場合もありますので、変形や不具合が生じたときは、購入店にご相談ください。またフレームの「鼻当て」や「溝掘りフレームのナイロン糸」「耳当ての樹脂」などは消耗品です。一年を目安に購入店で定期的に点検を受けられることをおすすめします。
レンズ一般に関する使用上の注意点
 安全で快適にご使用いただくために、必ずお守りください。
強い衝撃や固いものとの接触はお避けください
ガラスレンズや耐擦傷性の処理をしたプラスチックレンズでも、強い衝撃があればキズが付いたり、破損することがあります。また、破片で目や顔に重症を負う可能性があるため、サッカー、野球など強い衝撃が予想される場合は、ゴーグルなど保護具と併用してください。
太陽や強い光を直視しないでください
カラーレンズの濃淡や紫外線カットの有無にかかわらず、太陽や強い光を直視しないでください。目に重症を負ったり、失明に至る場合があります。